初任運転者教育について
▢教育の期間
・入社後、見極め試験で合格するまでの期間実施する。
▢指導教育担当者
・基礎的な運転操作等の教育は運転者のうち事故件数が少なく、安全運転、経済運転のできる指導運転士(当社入社5年以上の運転士)が行い、座学は運行管理者資格を有する者が行う。
▢教育使用車両
・初任運転者の実務に合わせた車両にて訓練を実施します。
▢初任運転者に対する特別な指導内容
1、事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項
2、事業自動車の構造上の特性と日常点検の方法
3、運行の安全および乗客の安全を確保するために留意すべき事項
4、危険の予測および回避
5、安全性の向上を図る為の装置を備える貸切バスの適切な運転方法
6、ドライブレコーダーの記録及び適性診断結果を利用した運転特性の把握と是正
7、安全運転の実技 20時間以上
▢実技訓練の実施ルート
・基本的には定期運行で実際に走行する区間で実施します。
・上記区間から始め段階的に狭路区間、山間路区間、高速路区間等難易度を上げて実施します。
▢実技指導の具体的内容
・初任運転者本人が運転し、指導員が添乗して指導をします。
・必要に応じて指導員自身が運転し実演指導します。
・場合により対客教育の為に実際の営業運行に同乗させ、実技に関しては乗務後の回送区間のみ運転させ訓練を実施します。